なんとも皮肉なフレーズですよね、このブログタイトル。
安部司氏の本のタイトルの一部でこの言葉の後に『食品の裏側』と続きます。
でも確かに嘘ではないかもしれません。
日本人は1年に平均5kgの食品添加物を摂取していると言われています。
私が思うに、日本人は人がいいのだと思います。
大企業が製造しているから、お上が承認しているから、医師が問題視していないから、みんな食べているから、安いから、おいしければいいから・・・。
いろんな理由があるでしょうが、一番大きな要因は「食品に無関心」ということではないでしょうか。
実際には、アレルギーや不定愁訴(病院に行くほどではないけど不快な症状)とつながっているのですが、因果関係がわかりずらいし、国もはっきり言わないから、知らされないだけ。
それから食品添加物の名前もややこしい。
表示のしくみもややこしい。まとめて記述したり、記述しなくてもいいような抜け道もある。
それに厚労省がよく撤回するので、一度承認されたものも『発がん性物質が見つかりました』とか、そーと取り下げたりしているようなので、安全なのかそうでないのか、結構知っている人でも頭がこんがらがるのではないかと思ったりします。
なぜ食品添加物てんこもりの商品をメーカーがつくるのか?
それは売れるからですね。売れなかったらつくらなくなります。
そういう商品をつくらせない、売らせないためには、我々消費者が買わないことです。
でも、やっぱりややこしい。よくわからない。
買っちゃいけないのはなんとか分かっても、買っていいものは何?と二重の選択を迫られます。
一番手っ取り早いのは、安全・安心にこだわる販売元から買うことでしょう。
私が利用しているのはパルシステム。
かれかれ10年以上は利用しています。
最初は仕事と育児の両方で忙しく買い物に行く暇がなくて利用し始めましたが、手ごろな値段で安全なものを提供するその姿勢に段々と感心を深めるようになりました。無料での勉強会なども嬉しい企画。
決定的な出来事としては2011年に起きたに東日本大震災。
一般のスーパーでは米やパン売り場が空になるなか、パルシステムはほとんど在庫切れを起こすことなく毎回注文したものがしっかり届きました。
そして、放射能の汚染がわかると、食品ごとに政府より厳しい独自の基準を設け放射線の測量を始めレポートにまとめて毎週送られてきました。
それからすっかりパルシステムのファンになり、いまだに大量に発注しています。
「加水分解タン白質の利用をやめました!」とか、たまに、「え、使ってたの(^-^;」ということもありますが、それでも世の中の動きよりはずっと早いはずです。
勉強する時間や余裕がなくても、「どこで買うか」を変えるのはそんなに大変ではないですよね?
添加物を使わなくても、それほど高くなくこんなにおいしいものができる!と感動してみてください(^_-)-☆