昨日はついに、
『【茶話会】妊活のための腸内環境づくり~試食しながら王道レシピを学ぼう』
を開催しました。
発酵食養生研究家の松本みほこさんのお話がメインとは言え、腸に特化したお話をするのは初めて。
自宅で何度ももにょもにょ練習しても数日前から落ち着かず、「四半世紀ものあいだ悩み続けた腸がすばらしく改善した」という体験談を挟もうと思っているのに私の腸はストレス負けでノックアウト(^-^;。
いえ、お正月の暴飲暴食のほうが大きいかな、アハハ。
そんなことより、今回は松本さんのお宅。
住宅地だし迷われてたりはしないかという心配をよそに、今回もどなたも遅刻することなくオンタイムで始められました。
最初は腸の機能、腸内細菌のはたらきなど基本的なことから始まり、難関の「どうして腸内環境づくりが重要なのか」の項に移ります。
便秘、アレルギー、低コレステロール、低血圧、代謝低下、果てはミトコンドリアの機能低下がどうして起こるか、カンジタ菌感染やリーキーガット症候群を中心としてお話ししました。
あ、シーンとしている(-_-;)
話し方もたどたどしいし、やっぱり分かりずらいよね~と思いつつ、松本先生にバトンタッチ((+_+))
元不妊治療クリニックの栄養療法カウンセラーだけあって、担当された患者さんの経験談も交えて、体内時計を整えること、妊娠以前も含め、受精期から新生児期の栄養状態がいかに大切かを分かりやすく説明していきます。
そして運動の重要性も。
ピルビスワークという骨盤の体操をご存知でしょうか?
そのインストラクターの方も勉強しにいらしていたのですが、骨盤の血流をよくすることで、妊娠に至ったケースも紹介されました。
実は私、来月体験に行ってきますので、またレポートしますね~(^^♪
そして、麹のすばらしさ!
豊富な酵素が免疫力を上げるだけでなく、酵素が生み出すアミノ酸、ビタミンB群、乳酸菌などの相乗効果により、こんなことまでも!という効果が。特によく耳にするのが、お肌がツルツルになること。これは私も米麹の甘酒を飲んでいると実感します。
そうそう、松本先生の肌のきめ細やかさも感嘆の声が上がっていました!
「シミが消えたのよ~」の一言に、「ええっ!どうやって~?」の大合唱(笑)
腸の養生に最適なボーンプロスやそのほか有用な栄養素と効果的な摂り方を私からご説明いたしました。
そしてお楽しみの試食!
「おいし~い!」「これはどうやってつくるのですか?」
さきほどまで小難しい顔でメモしていた空気から一転、皆様朗らかで心から楽しんでくださっているようで、私も幸せな気持ちになりました。というより、私も一受講生のように楽しんじゃいました。テヘ
メニューは腸が喜ぶ『チキンボーンブロス』、炎症に効く『ω-3系おにぎり』、乳酸菌たっぷりの『愛媛の無農薬野菜の漬物』、善玉菌を増やす『リンゴのワイン煮甘酒ソースがけ』、でした。このリンゴのワイン煮も一切砂糖を使わないけどしっかり甘い。松本家では砂糖は置いておらず、みりんを使うそうです。みりんも発酵食ですものね。細部にまでこだわった品々です。
会が終わりかけたときに受講者の方から素敵な差し入れが!
2年物の薩摩本枯本節厚削りだそうです。
気づいたときには松本さんが鍋に入れて煮だしていました(笑)
ほどなくみなさんにしゃれたおちょこに注いで配られ試食会の再開です。
そんなに時間をかけていないのに黄金色のつややかな出汁のできあがり。
塩も醤油も入れていないのになんでしょう、この芳醇な香り(*^-^*)
そして気前よく皆様にお持ち帰り用に配られました。
こちらのサイトでも購入できるそうです。
あっという間に終了時間となり、惜しみながらも終了を告げると、なんと拍手が沸き起こりました!
みなさん、優しい~!
栄養療法カウンセラーと標榜してからもほとんど収入につながらず、悶々とこれでいいのか、と悩んでいたさなか、この拍手は救いの何物でもありませんでした(/_;)
今回は受講後アンケートをしなかったのですが、終了後に嬉しいお言葉をいただきました。
- とてもわかりやすい内容だった
- ひとつのことに深堀りする情報に触れることがあっても、浅く広く体系立てて説明してくれる場は貴重だった
- 栄養療法の治療を受けているが、「先生が言っていることはこういうことだったのか」と納得できた
- とにかく楽しかった、おいしかった
実はスーパーなどで売られている麹食品は発酵を止めてから製品化されています。
止めなければパッケージが爆発したりするので致し方ないですが、効果は当然下がります、という話を振って、塩麹、醤油麹づくりの会を松本先生におねだりしちゃいました!(^_-)-☆
当面、先生はお忙しそうなので、のんびりとお待ちくださいませm(__)m