11月12日(土)の午前中に東京都某自治体の家庭教育学級にて講演を行いました。
テーマは「食べて健康!~感染症に負けない丈夫なからだづくり」、対象者は未就学児、小学校低学年のお子さんを子育て中の保護者向けでした。
役所内の会議室での対面で受けられる方と、オンラインでご自宅から受けられる方とでハイブリッド型の型式で、会場づくりや受付、オンラインの接続確認と運営側は手間が2倍でたいへんそうでしたが、しっかりと準備してくださっていたおかげで気持ちよく講義をすることができました。
冒頭の写真ですが、自己紹介の前にいきなり質問させていただきました。
「幸せな子」と「幸せになる子」
この違いがお分かりになるでしょうか?
保護者が意識して子育てにあたらないと、その後の人生で大きな差が生まれます。
小さなお子さんを育てている今こそ意識していただきたいことを最初にお話ししました。
どうしても私は内容を詰め込みすぎてしまうようで、どれだけご理解いただけたかわかりませんが、私が言いたかったことの一つに「お子さんが風邪に罹っても免疫力を上げるために避けられない道」と捉えておおらかに見守ってほしいということ。
そして薬に頼り過ぎないことです。
(病院に行く、薬を飲むという判断力を保護者が正しく持っているという前提です)
どのようにウイルスが体に入ってくるのか、それを予防する体づくり、そして感染した時はどのように速やかにウイルス対抗して、体を修復していくのかを栄養素に絡めてお話しさせていただきました。
感染を予防するためにも、発症しても回復を早めるためにも、普段からしっかりとタンパク質を中心に栄養をしっかり摂ること、腸を健全に保つこと、そして外で体を動かすことをお伝えいたしました。
質問タイムは30分取っていたのですが、時間いっぱいまで様々なご質問いただきました。
今回は珍しく緊張しませんでした。
もちろん数日前からハラハラドキドキしていたのですが、ある瞬間に「これが私のやりたかったこと。なんて幸せな!緊張するなんてもったいない!」と思ったからです。
50代にしてやっと自分軸を持った私。
遅すぎる!(笑)
でも生きている間に気づいただけでもマシかもしれません。
願わくば子供の頃から自分軸を持ってグラグラしない人生を今日聴いてくださった方やそのお子さんには過ごしていただきたい。
そんな思いを抱きながら会場を後にしました。