先週の日曜に「分子栄養学ランチセミナー 〜オメガ3を普段使いにしよう」と題して、「表参道料理教室 サロンデボヌール」さんと開催しました。
表参道から5分程度の好立地な場所にあるキッチンスタジオはサロンデボヌールさんの自宅も兼ねていることもあり、一般公募はせずすでにおつきあいのある方とそのお友達に限定して募集したのです。悪しからずご了承くださいm(_ _)m
前半の講義で、いかにオメガ3系脂肪酸が重要か、アブラの選び方に腹落ちしていただき、次はオメガ3たっぷりのランチで舌落ち(?)していただきました。
明らかに一日に摂るべき量を超えていたけど、後味すっきり、胃もたれも感じることもなく、オメガ3系オイルの優しさを参加者みんなで再認識しました。
アボカドを用いた食べ比べでは、えごま油、亜麻仁油、今話題のカメリナオイルも食していただきました。
その後、EPA/DHAたっぷりのイワシのシチリア風、香り高い素麺、チアシードのチェなどをいただきました。
ほとんど皆さんが初対面たったにもかかわらず、激レアさんのような青森のニンニク農家さんの話に感嘆したり、笑い声が耐えなかったりで、主催の私たちも楽しい時間でした。
楽しく美味しく学ぶってサイコーです!
また色々なテーマで企画したいと思います(^-^)
それにしても今回あらためてセミナーのために勉強しましたが、知っているようで知らないことばかりでした。
商業的な意図に操られ、誤解や思い込みが多い食品であることにも驚きました。
オメガ3を足すだけでは意味がなく、バランスを取るにはまずオメガ6を減らすこと。
何せ世の中はオメガ6だらけですから。体が欲する理想の比率に合わせるには相当の努力を要します。
思い切ってオメガ3系オイルで鶏の唐揚げをこしらえましたが、特有の匂い(シソ油)はほとんど残らず、大変軽やかな唐揚げに仕上がりました。
オメガ3は熱に弱いことは常識ですが、日本脂質栄養学会の初代会長の奥山治美さんはそれを否定しています。
実はかなりの高温で加熱しても良いのだと。
仮にその説が間違っていたとしても、上記の調理法はオメガ6を減らすことには繋がります。
アレルギー症状に苦しむお子さんをお持ちのご家庭では試す価値ありだと思います。経済的ではありませんが…
質の良い細胞膜を作るには最適な脂肪酸バランスを保つことも必要。
ひいては丈夫な卵子にも繋がります。