栄養療法アドバイザーというお仕事

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先週の土曜日、子供の小学校の運動会でしたが、急いで一時帰宅した時に宅急便が届きました。
家族のお弁当を肩からぶら下げてまさに玄関を出るところだったので、一瞬受け取るかどうか迷いましたが、クール宅急便だったのでこの真夏のような気温の中で再配達を免れられて結果的にはよかったよかった。

そして帰宅後、宅急便の中身を見て驚きました。

友人がバスク地方に旅行した時のお土産を送る、とは聞いていましたが、出るわ出るわ、得体の知れない缶詰(笑)から高級感さえ感じるエプロンまで、数にして8個のお土産が入っていました。

彼女は古くからの友人で、旅に行ったと言ってはお土産を買ってきてくれるのですが、当然一つか二つ。
一回の旅行でこんなに多くのお土産をもらったのは彼女以外を含めても生まれて初めてです。

彼女は栄養療法でとても元気になり、骨粗鬆症で苦しむ知人もぜひお世話してね!と頼まれていたのでその含みはあるのだと思いますが、彼女の気持ちを質量でも感じずにいられませんでした。

そして翌日は、妊活塾の最終講。
妊活トリートメントの施術を坪井氏から受けた後、栄養療法の総まとめとして、医師の診断に基づく、積極的に摂るべき栄養、食べ物、できるだけ避けるべき食品や生活習慣とお客様のお食事ノートから垣間見えたギャップから、どのようなことができるか私から朝食メニューや捕食(おやつ)などを提案しました。

楽に楽しい「楽食(ラクショク)」と称して、週末の作り置きの一案をご提示したのですが、旦那様は「実行するつもりはないけど、一応質問しておく!」と、なんとも正直なご発言。
フルタイムで働くご夫婦は妊活中も出産後も女性が大忙し。

私がそうだったからついつい説教めいたことを言ってしまったのですが、現実的に奥さんから旦那さんに「これして、あれして」と家事を引き渡すのは至難のワザ、というかそもそも話しづらいものです。
「頼む」という構図がそもそも日本の夫婦関係を象徴している気がしますが、この旦那様なら頭の片隅で覚えていて、いざとなったら手を動かす人だと見込んで一生懸命お話しさせていただきました。
そもそも奥様を気遣わない旦那様だったら、栄養療法の講義自体、同席してくれません。

講座終了後は受講されたご夫婦からお誘いいただき、もんじゃ焼きを久しぶりに堪能しました。
そもそも懇親会します!と当初話していたにも関わらず、お客様の方から提案されたという失態。
うっかりにもほどがありますわ(^_^;)

おいし〜〜〜!
久しぶりのもんじゃは食べても食べても食べ飽きず、4人で3枚をぺろっと平らげてしまいました。
3枚目がカレーの入ったもので、これは反則ですよ、最後に出てきちゃダメ!笑

私以外の人はまだお好み焼きやら鉄板焼きやら食べ続けていましたが(^_^;)
私は普段から糖質は少なめにしているために、省エネな体質になってしまっているらしく、飲みっぷりも食べっぷりも私らしくなく可愛い感じにまとまってしまいました。おかしいなぁ

そんなことはどうでもいいですが、御開きとなった時に、「ご馳走します」、「いや、そんな訳には!」、「いやいや、今後ともよろしくお願いします、ということで・・・」という押し問答に負け、結局奢っていただきました。

普段から「この仕事はお金にならない」とついヒーヒー言ってしまっているので私に対する同情もあるのでしょうが、このようにとても親切にしていただけると、「この仕事を選んでよかったな」と思います。

前職でももちろん周りに感謝されることはありました。
でもここまでの感謝のされようはなかったように思います。

「何が違うんだろう」としばらく考え込みましたが、大きな要因の一つとしては「人の幸せに直結する仕事」だということだと思います。健康増進や家族を増やす、という人生に不可欠な行為を支援し、結果を出し、その方の人生を変える。

実際、私は医師の診断や処方に従い、その方に寄り添っているだけで大した力もないのですが、知恵を絞って時に一緒に苦しみ、良い結果が出たと共に喜ぶこの仕事は、お金をもらうのが申し訳ないほど楽しいのです。

「自分自身の自己満足感も高い」。その結果、お客様の満足感にも繋がっているような気がします。

お金だけを追求したら前職をやめたことは大間違いだったでしょうが、この仕事についたことに後悔を微塵も感じません。
きっと家族からすればえらい迷惑な話だとは思いますが・・・

自分の仕事に誇りを持てたら、自分の信じる所の仕事につけたら、世の中はきっともっと良い方向に向くのにな。
そんなことも我が子にじっくり伝えていきたい。

思考はかっこいい感じにまとめつつも、「みよ子よ、自分、もんじゃくさいぞ!風呂入れ」と沈み込んだソファの上で意識が遠のいていくのでした。

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